New   2025.9.26

長谷工コーポ、茨城にプレキャストコンクリートの自社工場

2025年10月から本格稼働

 

長谷工コーポレーションは、内装床のプレキャストコンクリート(PCa)製造を行う自社工場を茨城県かすみがうら市に建設した。

同社はこれまで、マンションの建設現場における生産性向上と品質安定化を目的に、板状マンションの外部階段やタワーマンションの柱・梁、内床・外床といった部材のPCa化に取り組んできた。今後、新たに板状マンションの内床のPCa化も進める計画であり、今回の新工場によって安定的な部材供給を進めていく。

新工場には最新鋭のPCa床板製造設備ラインを導入しており、年間4000戸超の内床PCaを製造する計画だ。製造したPCaは、関東全域の同社マンション建設現場を対象に使用する。また、将来的には製造量を年間5000戸超に増やすことを視野に入れる。

新工場の本格稼働は2025年10月から。同社および伊藤忠丸紅住商テクノスチール、ヤマックス、大協建設の4社が共同出資する長谷工インダストリーズが工場運営を担う。