YKK APなど異業種3社で共同輸送
年間71.6tのCO₂削減
YKK APと大王製紙、北陸コカ・コーラボトリングの3社は、商品輸送の効率化に向けた異業種での共同輸送を開始した。
これまで3社では、工場から届け先までの商品輸送を片荷輸送(往路のみ荷物を積載)で対応してきた。つまり、復路は荷物を積んでおらず、実質的に総走行距離のうち半分は荷物を輸送できていなかったわけだ。
今回の共同輸送では、大王製紙の物流グループ会社であるダイオーロジスティクスが3社の輸送を一括で担当。各社の輸送拠点をつなぐ運行ルートを設定することで、実際に荷物を積んで走行した距離の割合(実車率)を高めた。
具体的には、北陸~埼玉、静岡を経由して北陸に戻るルートを設定することで、実車率を50%から91.7%まで向上させた。
また、北陸~神奈川、静岡経由で北陸に戻るルートも設定。こちらも実車率を50%から81.6%に高めている。
なお、この取り組みによって削減が見込まれるCO₂排出量は年間71.6t。トラックドライバーの運転時間については、年間1992時間の削減を見込む。

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