New   2025.8.28

三協立山、環境配慮のアルミ材採用強化

Scope3のCO₂排出削減へ

 

三協立山は、カーボンニュートラルに向けた取り組みとして「グリーンアルミ」の採用を強化する。

グリーンアルミとは、再エネ電力で製錬したアルミ地金「グリーンアルミ原材料」と、アルミスクラップを使用した「リサイクルアルミ原材料」の総称。

今回、伊藤忠商事を通じて、太陽光発電による新地金とリサイクル材を組み合わせたアルミビレット(円柱状のアルミニウム塊)「CelestiALセレスティアル-Rアール」をアルミ製品の原料として採用した。

これにより、化石エネルギー由来の電力によって新地金から製造されたアルミビレットと比較して、製造時のCO₂排出量を抑制。事業活動の上流・下流のプロセスで排出されるScope3のCO₂排出量削減につなげる。

なお、同社では2050年までのサステナビリティビジョンとして、Scope3の25%削減(2022年度比)を目指している。