北海道、道産木材利用した住宅に認定制度
住宅ローン金利など優遇も
北海道は、道産木材を使用した住宅を「HOKKAIDO WOOD HOUSE」として認定する制度を創設し、運用を開始した。
この認定制度は、道産木材の利用促進とブランド価値の向上を図るために実施するもの。認定基準は、構造材や内装材、外装材に合法な道産木材を使用することなど。
また、道産木材のさらなる利用と高性能住宅の普及促進を目的とした推奨基準も設定。推奨基準では、道産木材製品の使用量が延べ床面積1㎡あたり0.1㎥以上であること、ZEH水準(断熱等性能等級5+一次エネルギー消費量等級6)に適合した住宅であることを求める。
推奨基準を満たした住宅については、金融機関において住宅ローン金利の優遇を受けることが可能だ。具体的には、北洋銀行の「ほくようゼロカーボン応援プラン」、北海道銀行の「道銀カーボンニュートラル住宅ローン」、北海道労働金庫の「ろうきん住宅ローン『ゼロカーボンプラン』」を利用できる。
さらに、北海道では道産木材を利用した住宅の新築・増改築に定額20万円/棟を補助する「道産木材住宅建設促進事業」を展開しているが、今回のHOKKAIDO WOOD HOUSEの認定住宅は、この事業の採択時に優遇される。2025年度の同事業の申込期間は、第1回募集が8月1日まで。第2回募集の開始は、11月頃を予定している。
なお、道産木材住宅建設促進事業に採択されることで、(独)住宅金融支援機構の「フラット35地域連携型」も利用できるようになる。

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