大建工業、羽田空港の異業種連携開発に参画
非住宅領域の拡大目的に
大建工業は、非住宅分野での活動領域の拡大を目的に、羽田空港の課題解決に異業種連携で取り組む研究開発拠点「terminal.0 HANEDA」に参画した。
同社は、非住宅市場を今後の重点市場の一つに掲げており、商品開発などを加速させている。こうしたなか、非住宅市場における新たな提案先として、サステナブル素材の活用や内装などの木質化を積極的に進めている「交通インフラ施設」に着目した。
今回参画を決めたterminal.0 HANEDAにおいて、同社はエコ素材を活用したサーキュラーエコノミーに関する研究開発に取り組む方針。
取り組みの第一弾として、2025年7月1日から「再生可能なトイレブース」の実証実験を開始。実験では、建築廃材を再資源化した同社の「インシュレーションボード」と、廃棄衣類繊維を原料とした(株)ワークスタジオの繊維リサイクルボード「PANECO」を組み合わせたサステナブルボード材を制作し、トイレブースの扉や壁・カウンターとして施工した。このボードを使用後に粉砕・再形成し、新たなボード材として再利用する検証の実施も予定している。
なお、terminal.0 HANEDAには、25年7月8日時点で34社 2大学 1団体が参画している。

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