2025.7.7

パナソニック ホームズ、オーナー訪問に生成AI 活用

独自システムの導入開始

 

パナソニック ホームズは、同社の住宅オーナーに寄り添ったアフターサービスの提供を目的に、「訪問対応支援システム P-GAIROS(ピー・ガイロス)」を開発、2025年7月4日から運用を開始した。

このシステムは、オーナーの物件情報に加え、オーナーとのさまざまな接点で蓄積された対応履歴を集約・統合した「顧客データ統合基盤」に、生成AIを掛け合わせたもの。従来は別々の業務システム・社内情報システムに蓄積されてきた約45万棟分の顧客データを集約し、生成AIに学習させている。

営業担当者は、オーナー訪問の前にこのシステムを使ってAIからアドバイスを受けることで、オーナーひとり一人に最適な提案・対応を行うことができる仕組みだ。

また、蓄積した過去のオーナー対応履歴から類似事例を検索できる機能も搭載。迅速にオーナーの困りごとを解決できる体制を整え、適切なアフターサービスの提供につなげる。

「訪問対応支援システム P-GAIROS(ピー・ガイロス)」の概要