ナイス、中計見直しで2029年度に売上高3000億目標へ
今期から600億上積み狙う
ナイスは、2023年5月に開示した中期経営計画の見直しを図った。
従来の中計では、26年3月期(2025年度)を最終年度として売上高2800億円、営業利益80億円、純利益50億円の達成を目標に掲げていたが、見直し後の「中期経営計画Road to 2030」では最終年度を30年3月期(2029年度)に変更。加えて、市場環境の変化などを考慮し、売上高3000億円、営業利益75億円、純利益45億円を目標とした。
なお、このほど発表した25年3月期(2024年度)の業績は売上高2430億5400万円(前期比7.6%増)、営業利益46億2800万円(同5.1%増)となっており、29年度の目標達成に向けては、売上高600億円、営業利益30億円程度の上積みを狙う形だ。
この実現に向け、環境貢献度の高い木材の活用や国産材の取り扱い強化を推進するとともに、住宅ストックビジネスの拡大に取り組み、収益基盤のさらなる安定化を図る。また、エネルギー関連商品を含め、躯体・住宅設備機器などのトータル提案を強化していく方針だ。
そのほか、環境目標としてScope3(サプライチェーンで発生するその他の間接的排出)について、同社グループのサプライチェーン全体で2030年に脱炭素を達成することを掲げた。

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