2025.4.9
木製サッシ×放射冷却素材の次世代窓 日本の窓など3社が開発
住宅・建物向けに展開予定
カシワバラ・コーポレーション、同社グループ会社の日本の窓と、日本空港ビルデングの3社は、次世代の環境配慮型窓を開発した。
これは、日本の窓が製造する国産木製サッシ「MADOBA(マドバ)」と日本空港ビルデングが取扱う放射冷却素材「Radi-Cool(ラディクール)」を組み合わせたもの。MADOBAは、原料に国産スギを使用した木製サッシ。アルミ製と比較して製造時のエネルギー消費量やCO₂排出量が少ないほか、高い断熱性を備えている。
また、Radi-Coolは熱が高い方から低い方へと移動する自然現象の「放射冷却」を活用することで室内の温度を下げられる製品。
今回開発した窓では、これらの特徴を生かすことで製造から廃棄に至るまでのライフサイクルCO₂を低減することができる。今後、脱炭素の実現に向けて住宅・建物用商品として展開していく方針だ。
なお、2025年2月20日から羽田空港第1ターミナルで設置事例を公開している。

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