パナソニック 空質空調社、価格２割抑えた全館空調システムを展開

パナソニック 空質空調社は、従来品から価格を約20％低減した全館空調熱交換気システム「with air(R) DELIGHT（ウイズエアー ディライト）」を2025年10月1日に発売する。

同社は2019年から中・高級価格帯向け製品として全館空調熱交換気システム「with air(R)」を販売してきた。今回新たに発売するwith air(R) DELIGHTでは、with air(R)と比較してシステム構成や機能をシンプル化。熱交換気ユニットとルームエアコンによるシンプルな構成で、空調と換気に特化させた。

また、従来品では家中の空調を１台で担う構成だったため、大型の空調ユニットを設ける必要があった。一方、新製品では空調ユニットを各フロアに1台ずつ設置する構成を採用し、空調ユニットの大幅なコンパクト化を実現。

こうした工夫により、価格を従来品比で約20％低減させることに成功した。普及価格帯の製品として展開していく方針だ。