「家にいるから」防犯対策せず 高齢女性ほど多く
LIXILが防犯意識を調査
「家にいるから」を理由に防犯対策をしない人は、高齢女性で2~3割にのぼることが、LIXILの「住まいの防犯意識調査」で分かった。
まず、闇バイトによる住宅侵入盗に関する理解度を聞いたところ、詳しい手口を知らない人は70.6%となった。特に、60代の女性では78.0%と理解度が低かった。そのため、防犯対策を行っていない人もあまり多くないのが現状だ。
防犯対策をしていない人にその理由を聞くと、最も多かったのは「どのような対策をしたら良いか分からない/知らない」で25.4%だった。次いで、「価格が高いから」(23.7%)、「家にいるから」(15.1%)と続く。特に、「家にいるから」を理由に挙げる人は高齢者ほど多く、50代女性では20.8%、60代女性では29.0%と3割に迫る。
先述したように、高齢女性では闇バイトの手口を理解していない人が多いことから、住宅侵入盗は「空き巣」というイメージが定着していることがうかがえる。 闇バイトでは、あえて在宅中を狙ってくるケースもあるため、「家にいるから大丈夫」と考えるのではなく、「在宅時もしっかり対策する」という意識を持って家全体の防犯性能を向上させることが重要と同社は指摘する。

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