New   2025.3.25

パナソニックHS、建材の見積り時間を3分の1に

標準仕様を一括選定可能

 

パナソニック ハウジングソリューションズは、紙の図面から自動で建材の拾い出しができる「間取り図AI積算システム」に標準仕様呼び出し機能を追加した。

これまで、建材の見積りについては居室の数や広さ、部屋の形などの住宅プランニングによって必要数量が変わるため、定型化することが難しかった。一方、今回追加した新機能は、住宅会社ごとの標準仕様が一括選定できるようになるもの。これを使うことで、仕様選定のプロセスを自動化することが可能になり、従来比で同社の建材製品を使った住宅1邸分の見積り作成時間を約3分の1に削減できる。

なお、対象となる建材は、2025年3月時点で内装ドア、収納用建具、収納用開き扉、窓枠、廻り縁、幅木、床材に限る。

また、製品図面、間取り図付き提案ボード、間配り表などの資料も自動生成可能。さらなる業務効率化も期待できる。