フラット35利用者、6割が「子育てプラス」選択
制度開始1年で急拡大
(独)住宅金融支援機構は、2024年2月~25年2月までに「フラット35」を利用した人のうち、6割が「フラット35子育てプラス」を利用していたことを明らかにした。
フラット35子育てプラスとは、子どもの人数に応じて住宅ローンの適用金利を引き下げる制度。具体的には、子ども1人につき1ポイントを付与し、1ポイントあたり当初5年間の適用金利を0.25%引き下げる。
24年2月13日の制度開始から1年が経過したことを受け、同機構は今回その利用状況を公表した。それによると、25年2月末までのフラット35の利用件数は2万9996件。このうち、子育てプラスは1万8830件となっており、63%を占めた。制度開始からわずか1年で多くの利用があったことが分かる。
子育てプラス利用者の平均ポイント数は1.7ポイントだった。当初5年間0.25%引き下げとなる1ポイントが48.8%で最多。次いで0.5%引き下げの2ポイントが34.3%、0.75%引き下げの3ポイントが13.4%の順。 なお、フラット35子育てプラスは他の金利メニューとも併用が可能で、それらも含めた合計ポイントの平均は3.7ポイント。当初5年間1.0%の金利引き下げを受けられる4ポイント以上の割合は53.9%となり、他の金利メニューも含めると子育てプラス利用者の半数以上が1.0%の金利引き下げを受けている結果となった。

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