LIXIL、特注水回りタイルの焼成時間を半分に

LIXILは、水回り製品を製造する常滑東工場（愛知県常滑市）において、特注大形タイルの製造ラインを新設した。

これまで、特注大型タイルの焼成には40時間を要していたが、新設ラインではこれを22時間と約半分に短縮できる。また、焼成時間の短縮により、焼成時のCO₂排出量を約22％削減することが可能だ。

さらに、従来は人力で行っていた、タイルを窯で焼成するために台車に載せる作業を自動化。作業員の安全性を向上させつつ、短縮した焼成時間に合わせた最適な積載サイクルを実現した。

今回の製造ラインの新設により、特注大型タイルの供給を一層強化していきたい考えだ。