アサンテ、木の文化を検証するプロジェクトを発足 シロアリ探知犬が登場
シロアリ防除、湿気対策、地震対策を主力事業とするアサンテ(東京都新宿区・宮内征代表取締役社長)が、「木の文化継承プロジェクト」を発足した。同社がこれまで培ってきた技術やノウハウを生かし、シロアリやクビアカツヤカミキリなどの駆除を通じて、歴史的木造建築や桜の木などの木の文化を守り、後世に伝える取り組み。同時にシロアリ被害のリスクと対策の重要性を広く啓発する。適切なシロアリ対策を行うことで、地震発生時の住宅の倒壊抑制による減災や、住宅の耐久性を高めて長寿命化を実現し、地球環境保護に貢献することを目的とする。

今回はプロジェクト第1弾として、1300年以上の歴史がある神田明神(東京都千代田区)にて成功祈念の祈祷と、シロアリ探知犬「くんくんズ」による非破壊調査が行われた。シロアリ探知犬は床下や壁の中に潜むシロアリを臭いで探知する。建物にシロアリ被害が及んでいない軽微な状態でも、蟻道などがあれば高確率で発見が可能だという。今回は神田明神の隋神門を調査したが、シロアリ被害はみられなかった。今後は、尾張大國霊神社 半床庵(愛知県稲沢市)などでも調査を行う予定。


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