三井ホームが木造コンテナの本格販売開始
釘接合の木材パネルを使用
三井ホームは、NLT(ネイル・ラミネイテッド・ティンバー)を使用した木造コンテナ「NLTコンテナ」の本格販売を開始する。
NLTとは、ツーバイフォー材の側面を釘打ちして作ったパネル。釘接合のため強固な構造体となっており、パネルをそのまま耐力壁や床として使用することも可能。同社では木造マンションにおいて一部の床根太に使用した実績がある。
今回、このNLTを使った木造コンテナ「NLTコンテナ」を開発し、本格販売を2025年2月から開始する。
NLTコンテナでは、同一寸法(幅:2242㎜、高さ:2420㎜)のパネルを工場で組み立て、ユニット化したものをトレーラーなどで現地に運搬。ホールダウン金物やボルト・ナットを採用した独自の接合技術を活用して施工する。必要に応じてコンテナサイズを自由に調整でき、3階建てにも対応可能だ。
仕様によって異なるが、工期は最短で7日程度。価格は、250万円(税別)~となっている。
なお、解体後のNLTパネルはそのまま再利用することができ、CO₂や廃棄物の削減にも寄与する。

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