天井の高さなどが健康に寄与する可能性
積水ハウスの研究で明らかに
積水ハウスは、吹抜け空間やリビングの天井の高さが居住者のWell-beingに寄与している可能性が高いと発表した。
同社は、住環境と健康の因果を医学的観点から明らかにする研究を、2022年4月から千葉大学と共同で実施。健康的な暮らしを支える住まいのあり方を検討し、自然に健康になれる住環境づくり、いわゆる「ゼロ次予防住環境」の創造を目指している。
これまで、実際の住宅環境において、天井の高さなどから受ける感覚と居住者の精神的な健康との関係を調査した研究はほとんどなく、その影響は明らかになっていなかった。
今回、同社が発表した研究結果によると、特に平均身長(171cm)以上の男性において、天井の高いリビングルームでの生活が精神的健康に対するマイナス影響を約10%低減する可能性があるという。
この結果は、今後の住宅設計において天井の高さが重要な要素となり得ることを示している。
今回の研究成果をまとめた論文の公開や学会発表など経た上で、続報を順次発信していく予定だ。

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