New   2025.2.5

三井ホームが国際的な森林認証取得

環境配慮した木材調達を徹底

 

三井ホームは、国際的な森林認証である「SGEC‐COC認証」を取得した。

森林認証制度とは、環境、社会、経済的な側面から見て森林が適切に管理されているかどうかを第三者機関が審査し、認証するもの。

「世界森林白書2024」によれば、2050年までに木材需要が大幅に増加すると予測されている。そのため、森林の循環利用に向けた維持・保全の取り組みは不可欠だ。特に、違法伐採や森林破壊問題への対応は喫緊の課題となっており、木材の調達時には森林認証を利用することが重要になってきている。

今回、三井ホームが取得したSGEC‐COC認証は、SGEC(Sustainable Green Ecosystem Council:緑の循環認証会議)が運営する認証。COCとは「Chain of Custody」の略で、森林から伐採された木材が加工~流通の段階に至るまで適切に管理されていることを示す。

つまり、この認証を取得したことで、三井ホームは自社で使用する木材が適切に管理された森林から供給された認証材であり、適切に加工されていることを証明できるようになったというわけだ。

森林認証材を使った住宅を提供していることを対外的に示すことで、企業価値の向上などにつなげる。

認証授与式の様子(左から順に、⽇本森林技術協会︓理事⻑ ⼩島孝⽂氏、三井ホーム: 池⽥明社長、SGEC/PEFCジャパン︓事務局⻑ 梶⾕⾠哉氏)