日系企業初、住友林業が英国で木造増改築のオフィス開発
LCCO₂の大幅削減へ
住友林業と芙蓉総合リース(東京都千代田区)は、ロンドンで木造の増改築によるオフィス開発「Golden Laneプロジェクト」を開始する。同国での木造増改築によるオフィス開発は、日系企業として初めてのこと。
両社で、ロンドン中心部にある1900年代初頭に建築された5階建てのオフィスを取得。1~4階部分は既存オフィスの構造を保存しつつ内装工事や環境性能を向上する改修工事を行い、5~6階部分については、木材を積層・圧着した大型建材であるマスティンバーを使って木造で増築する。
既存の建物構造を活用して木造で増改築することで、解体・再建築する場合や鉄骨造での増改築時と比較して建物のLCCO₂排出量を大幅に削減する計画だ。
また、既存建築を生かすことで現地の街並みの保護にもつながるため、景観保護の面でもメリットがある。
総事業費は約45億円、2026年1月の完成および賃貸開始を目指す。

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