耐震住宅100%実行委員会の独自耐震基準、適合件数が5000突破
地震後も安心して住み続けられる家づくりを
(一社)耐震住宅100%実行委員会(田鎖郁男代表理事)が策定した独自の耐震基準「TAISHIN100 Standards」に適合した住宅件数が5000棟を超えた。
同委員会は、2014年に任意団体として活動を開始した団体。真に品質の高い耐震住宅の普及や、住環境の安全性向上を目的として、17年に一般社団法人化した。25年1月現在、208社の工務店・建設会社が加盟している。
同委員会が策定した「TAISHIN100 Standards」は、耐震等級3と構造計算を組み合わせた独自の耐震基準。熊本地震では耐震等級2の住宅で倒壊事例が発生したことから、基準の策定に至った。
TAISHIN100 Standardsの基準を満たす住宅事業者に向けて、登録サービスを展開している。要望に応じてオンラインで耐震性を証明する認定書を発行する。また、登録済みの住宅は、国⼟交通省が推進する「安心R 住宅」制度への移⾏が可能になる。
さらに、「建築図書保存機能」も用意。構造関係規定や省エネ関連の図書をデータベースに無償で保存できるもので、住宅履歴管理をサポートする。

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