旭化成ホームズ、戸建て全商品で断熱等級6を標準化
断熱材増量、複合サッシ採用などで3階・4階建ても対象に
旭化成ホームズは、販売する戸建て住宅「へーベルハウス」の全商品において、断熱等性能等級6を標準化する。
へーベルハウスでは、2017年に独自の「へーベルシェルタードダブル断熱構法」を標準採用とし、2階建てまでの商品でZEH水準の性能を標準化してきた。へーベルシェルタードダブル断熱構法とは、耐火性・遮音性などを持つ「外壁へーベル」と、旭化成建材のフェノールフォーム断熱材「ネオマフォーム」を外壁・床・屋根に施工し、二重構造で躯体を包む構法のこと。壁については、外壁へーベル75㎜の内側に45㎜のネオマフォームを施工している。
今回、この断熱構法を深化し、外壁へーベルの内側に施工するネオマフォームの厚みを増強。平屋・2階建ては60㎜、3階・4階建ては70㎜の厚みを標準化する。
また、採用する窓サッシについて、引き違いタイプの全てを「ロングライフ次世代複合サッシ」に変更する。これは、高強度なアルミを使用することでサッシフレームをスリム化し、熱伝導率が低いガラス面積の拡大を図ることで、耐火性・耐久性および強度に優れたアルミ樹脂複合サッシ。大開口を確保しつつ、樹脂サッシレベルの断熱性を実現した。
これらの仕様変更により、ヘーベルハウスの戸建て全商品で、断熱等級6を標準化することが可能になった。
なお、2025年1月17日には重量鉄骨・システムラーメン構造の「へーベルハウスフレックス」シリーズに、3階建ての大型邸宅商品「FREX asgard(フレックス アスガルド)」を追加する。この商品も、断熱等級6を標準性能としている。

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