パナソニック HSがインテリア建材のリフォーム部材を拡充
4号特例の縮小などにも対応
パナソニック ハウジングソリューションズは、インテリア建材「ベリティス」のリフォーム部材を強化し、2025年2月3日に発売する。
近年、リフォーム市場が好調に推移している。国土交通省のデータによると、2023年度の受注高は前年比15%増の13兆2739億円だった。
一方、昨今は大工の減少や時間外労働の上限規制などにより、リフォームにおいても業務の効率化が不可欠となっている。
こうしたなか、同社はリフォーム業務の効率化に向けて対応すべき要素を「壊さず新しく」、「躯体や間取りにフィット」、「搬入や取付けが簡単」、「空間にフィット」、「くらしにフィット」の5つに整理。このほど、インテリア建材ベリティスにおいてリフォーム対応製品の拡充を図っていく方針を決めた。
「壊さず新しく」の観点では、「2.7 mmリフォーム用USUI-TA階段」を発売する。これは、専用段鼻材を利用することで、既存の段板に上貼りできるリフォーム階段。上貼りのため、4号特例の縮小にともなう確認申請が不要なことが特徴だ。また、粉塵・廃材などの軽減や工期短縮の選択肢として、和室の洋室化が可能な「和室リフォーム引き戸 FU-SMART(フスマート)」も発売する。
「躯体や間取りにフィット」としては、「玄関収納コンポリア」を刷新する。新設定の「地板が無いユニット」により土間まで活用することで、間取り変更なしで収納量をアップした。
そのほか、「くらしにフィット」ではリモートワークの普及などで高まる遮音ニーズに幅広く対応するため、「簡易遮音ドア」においてサイズの特注範囲を拡大する。
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