東急建設、集合住宅の高遮音化技術を研究
ソニーのグループ会社と共同で
東急建設とソニーネットワークコミュニケーションズコネクトは、集合住宅の自住戸内における高遮音化技術について共同研究を開始した。
これまで、集合住宅の遮音性能の基準は隣戸間を対象に規定されおり、自住戸内については定められた基準が無いため、あまり配慮されることがなかった。しかし、テレワークの普及などライフスタイルの変化により、近年では自住戸内の居室間においても音問題が表面化。快適な音環境を実現するための対策や新たな技術開発が求められている。
こうしたなか、東急建設とソニーネットワークコミュニケーションズコネクトは高遮音技術の共同研究を実施し、集合住宅におけるより快適な音環境づくりを推進していく考えだ。
東急建設は、これまで建設事業で培ってきた音響技術のノウハウや研究施設を活用して新たな技術開発を進める。一方、ソニーネットワークコミュニケーションズコネクトは、高速インターネット回線「NURO 光 Connect」の集合住宅への一括導入を通じて、事業主や入居者の潜在ニーズの把握と、高遮音化技術を活用した新しいアプリケーションの提案を行う予定だ。
今回の共同研究で得られた成果については、マンション事業などへの適用を目標としている。
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