LIXIL住研、戸建て主力商品リニューアルへ
ダブル断熱、地震保証パケなど採用
LIXIL住宅研究所アイフルホームカンパニーは、主力の戸建て商品「FAVO」をリニューアルした。
FAVOは、アイフルホームブランドで販売していた自由設計の2階建て住宅「セシボ」、平屋住宅「AYA(アヤ)」、3階建て住宅「スプリーム」、セミオーダーの「Simple Life.(シンプルライフ.)」といった4商品を統一し、2020年から販売しているもの。
今回のリニューアルポイントは大きく3点ある。
一つ目は、UA値0.35のダブル断熱仕様を追加したこと。天井屋根面に高性能グラスウール、壁面に高性能グラスウール+外張り付加断熱(断熱パネル45㎜)+高断熱複層サッシを採用している。30年にはZEH水準の省エネ性能確保が義務化される予定であることから、断熱等性能等級6以上が今後の業界スタンダードになることを想定した対応だ。
二つ目は、地震保証付きの構造パッケージを採用したこと。同社はこれまで、独自開発の金物によって接合部を強化した「テクノスター工法」やオリジナル制震システム「EVAS(イーバス)」の採用といった「いのちを守る構造体」と、地盤・構造の20年保証などの「保証・検査体制による安全性の実証」に加え、地震被害による補修・建て替えを建物販売価格の100%まで保証する「地震保証」を展開してきた。これらを今回、パッケージ化してFAVOに採用する。
三つ目は、子育て環境を整えるキッズデザインの進化だ。今回のFAVOでは「新しい子育ち提案」をうたっており、子どもの探求心につながる想像力や思考力などを育むような住宅デザインを意識した。
例えば、リビングや階段など生活動線の中心に本棚を設置することで、子どもが日常的に本に触れる機会を増やし、家族間のコミュニケーションを促進する効果も期待できる。
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