住み替え希望者、温熱環境や収納に不満あり
旭化成ホームズが調査結果を発表
首都圏の持家居住者が現住居に持つ不満点は、温熱環境や収納に関するものが多いことが、旭化成ホームズの「首都圏における持家から持家への住替え意識調査」で明らかになった。
同調査は、首都圏の持家に住む45~79歳のうち、10年以内に住み替えを予定している293人を対象にWEBを通じたアンケートで回答を募ったもの。
現住居の不満点について聞いたところ、持家戸建てから将来持家戸建てに住み替えを希望する人(戸建て→戸建て)では、「夏厚く冬寒いこと(温熱環境)」が28.4%でトップ、次いで「収納の大きさ・使いやすさ」が27.5%となった。また、集合→集合でも収納が30.6%、温熱環境が21.4%となりツートップ。そのほか、集合→戸建て、戸建て→集合でもトップ5にそれぞれランクインしている。温熱環境と収納への悩みは、持家居住者にとって共通の悩みと言えそうだ。
住み替え先の面積については、戸建て→戸建てと集合→集合は「面積を広くしたい」が4割越え、集合→戸建てでは6割を占める。より広い住居に住み替えることで、収納の課題などを解決したいものと見られる。
一方、戸建て→戸建て、集合→集合では2割、戸建て→集合では6割が「面積をコンパクトにしたい」と回答。子どもの独立など家族構成の変化によって、住み替え先に広さを求めない層も多いことがうかがえた。
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