旭化成ホームズ、住宅の循環利用の取り組みが経済産業大臣賞に
60年居住可能なシステムを構築
旭化成ホームズの「LONGLIFEを実現する住宅事業」が「令和6年度 資源循環技術・システム表彰」の経済産業大臣賞を受賞した。
この表彰は、省エネ化・省資源化や再生資源の活用といった循環経済の実現に寄与する技術、製品、システムなどを評価するもの。(一社)産業環境管理協会が主催している。
今回受賞した「LONGLIFEを実現する住宅事業」は、設計・製造から建築廃材の分別・処理、居住段階のメンテナンス、リマーケティングまで、住宅のライフサイクルの全段階においてハードとソフトの取り組みを一体化して提供するシステム。高品質な部材の使用に加え、将来的なメンテナンス性を考慮した仕様開発、設計・施工、引き渡し後の無料点検による維持管理などにより、60年耐久の長寿命化を実現する。
また、施工現場で出た廃材についても、データベースを活用して職種や品目別の排出量などを分析することで、排出量の削減に取り組む。
こうした3R を超えた取り組みが住宅ストックの高付加価値化につながり、循環社会・脱炭素の実現に大きく寄与するとして経済産業大臣賞の受賞に至った。
同社は、今後もLONGLIFEな商品・サービスの提供に努め、持続可能な社会の実現に向けて貢献していくとしている。
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