東京セキスイハイム、省エネ・子育てパッケージ住宅を発売
東京都の環境性能向上支援事業を活用
東京セキスイハイムは、環境貢献技術の早期普及拡大と子育て支援を推進する戸建住宅の新パッケージ「T」シリーズを11月2日に首都圏で発売する。
「T」シリーズは、省エネを推進する商品開発を東京都が助成する「環境性能向上支援事業」を活用し、積水化学工業 住宅カンパニーと共同開発したもの。「環境性能向上支援事業」では、環境性能の高い住宅モデルの開発や改良などに関する取り組みに対して、その経費の一部を東京都が助成する。
「T」シリーズでは、軽量で耐久性に優れたステンレス折版と大容量太陽光発電を組み合わせた独自のフラット屋根システム「e-Hat(イーハット)」に、新開発の長い屋根庇(ロング庇)を取り入れ屋根面積を拡大している。同じ建物規模で太陽光発電の容量が約3割アップし、敷地面積が十分に取れない場合でも大容量化を実現する。
また、大容量の太陽光発電以外にも、HEMSによる電力制御効率化、大容量蓄電池を標準装備しており、東京都が推進する「電力をへらす(H)」、「電力をつくる(T)」、「電力をためる(T)」をハイレベルで具現化している。
子育て支援機能も充実しており、防犯対策や毎日の家事負担を軽減にするメニューをパッケージ化。玄関ドアのダブルロックや窓の防犯ガラス、センサーライトなどの防犯対策、さらには食器洗い乾燥機や床暖房、浴室乾燥機なども標準搭載している。
同社では年間500棟の販売を目指す。
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