ミサワホームグループ、信州大学所有の土地で定期借地権付きマンションを分譲
学校関連の跡地などを活用した事業の強化へ
ミサワホームグループのミサワホーム甲信と穴吹興産は、長野県松本市で建設を進めていた一般定期借地権付分譲マンション「アルビオアルファあがたの森公園」を完成させた。
このマンションは、国立大学法人信州大学が所有する県宿舎跡地に建設されたもの。県宿舎跡地は、あがたの森文化会館として地域に開放されている重要文化財の旧松本高等学校校舎や、1919年に植えられたヒマラヤ杉などによる杉並木をシンボルとする「あがたの森公園」に隣接している。

ミサワホーム甲信は、この歴史ある公園に隣接した希少かつ豊かな住環境を有する地に分譲マンションを計画し、信州大学の一般競争入札に参加。ミサワホーム甲信を借地権者とする60年間の一般定期借地権設定契約により、同社を通してマンション入居者の地代を信州大学に支払う循環型スキームを提案して事業者に選定された。
マンションは、2023年11月に竣工し、完成前に全77戸が完売。一般定期借地権によって支払う地代が信州大学の教育水準の向上に寄与できる点も購入者に高く評価されているという。
ミサワホームグループは、今回の信州大学との連携による一般定期借地権付分譲マンション建設のノウハウを生かし、今後も学校および関連する施設の跡地活用による豊かな住環境の整備や地域の活性化に取り組んでいく方針だ。
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