お知らせ ◆10月7日〜13日頃、無料会員の新規登録に不具合が発生する状況がございました。この期間にご登録いただいた方で確認のメールが届いていない場合、お手数をおかけし恐縮ですが再度ご登録の手続きをお願いしております。  ◆ハウジング・トリビューン最新刊Vol.628(2021年19号)好評発売中です   ◆有料会員サービス「Housing Tribune Online Premium」がスタートしました (2021.4)  ◆ハウジング・トリビューンが注目する注目の業務改善ツール 一覧はこちら (2020.10) ◆住宅産業総合誌「ハウジング・トリビューン」は隔週金曜発売。ご購入・年間定期購読はこちら建材・設備情報サイト「スマテリアル」は福井コンピュータアーキテクトの「3Dカタログ.com」と連携しています(2019.12)

2021.3.5

積水ハウス 1棟単価が4000万円を超える

ファミリースイートの採用率は6割に

積水ハウスは、2021年1月期の連結業績を発表した。売上高は前期比1.3%増の2兆4469億400万円、営業利益は同9.1%減の1865億1900万円となった。また、1棟単価は4138万円に達し、高付加価値戦略の深耕が進展しているようだ。


積水ハウスの注文戸建住宅の1棟単価は、2018年の3875万円、2019年の3993万円、4138万円と一貫して増加する傾向にある。同社は、従来より高付加価戦略路線をとってきた、その結果、ZEH仕様のグリーンファーストゼロの比率は、2019年の目標78%に対して、87%という実績を残している。

また、ライフスタイル型の提案を推進するファミリースイートの採用率が約60%を達成したほか、「ウイルス対策」をパッケージ化した戸建住宅向けのオプション提案「スマートイクス」の採用率も2月単月で40%に達している。

積水ハウスの「ファミリー スイート おうちプレミアム」

同社の仲井嘉浩社長は、「当社独自のハードとソフトを融合した提案が受け入れられている」と強調する。

同社では、価格帯別に3ブランド戦略を推し進めているが、中級価格帯のセカンドレンジでは約3300万円の平均単価を徐々に3400万円、3500万円と引き上げていこうとしている。高級価格帯のサードレンジでも平均単価が上昇する傾向にあるという。

「当社独自のハードとソフトを融合した提案が受け入れられている」と語る積水ハウスの仲井社長。

大手ハウスメーカーの価格戦略については、市場全体の相場との乖離が大きく、その点がシェア後退の要因のひとつになっているという指摘もある。その一方で長期的な新築市場の縮小に備えて、戸数ベースでのシェア獲得ではなく、売上や利益率を重視するべきという声があることも事実だ。

高付加価値戦略を推し進める積水ハウス。4000万円を超えた1棟単価をさらに上昇させていくことはできるのか。仲井社長の言う「ソフトとハードが融合した提案」をどのように進化させていくかがカギを握りそうだ。

Housing Tribune最新刊

住宅産業総合誌「ハウジング・トリビューン」は隔週金曜日発売。年間購読者には電子版News Report「Housing Tribune Weekly」を配信しています。

ハウジング・トリビューンVol.628(2021年19号)

特集:

住産業はどう対応する?

社会が大きく変わりつつある。
環境対策は待ったなしの緊急課題で、脱炭素社会の実現に向けた取り組みが急展開している。
少子高齢化は、わが国の人口構成を大きく変え、これまでになかった社会を迎えつつある。
また、地震や台風などの自然災害の激甚化・頻発化は気候変動への対策とあわせ、その対策が強く進められつつある。
さらにコロナ禍は、働き方改革やデジタル化を好むと好まざるとにかかわらず、強制的に進めることになった。
こうしたなかで人々の暮らしも変わりつつある。
生活を支える住産業は、こうした変化にどのように対応していくのか──。
各省庁がまとめた白書をベースに、さまざまなデータを紐解いた。

目次を見る

関連記事

2021.10.7

積水ハウス「男性育休白書2021 特別編」男性の育休取得を後押ししたいものの…

企業規模や従業員数で進めたくても進められない就活層はマネジメント層が考える以上に魅力に感じている