建築を面白くするCLTの使い方とは

あらためて考えるCLTの可能性

住まい価値総合研究所では、3月26日にスマカチ・シンポジオ「あらためて考えるCLTの可能性 建築を面白くするCLTの使い方」を開催した。多くのCLTを用いた建築の設計を手掛けてきた福山弘構造デザイン代表の福山弘氏を講師に迎えて、実例を交えながらCLTの建築材料としての可能性を紹介してもらった。

数多くのCLT を活用した建築の設計を手掛けている福山氏

単に広く厚い板として捉えるとCLTの可能性はさらに広がる

福山氏は、「CLT構法というものが、最初に存在するわけではない。CLTというものは要するにただの板。単に広く厚い板として捉えれば、様々な可能性があるはず」と指摘する。

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住まい価値総合研究所(スマカチ総研)はハウジング・トリビューンなどを発行する(株)創樹社の30周年事業として、住まいや住生活にかかわる幅広い業種の企業が集まって2014年にスタートしました。関連行政機関や団体、学識経験者、メディアなどの協力を得て、さまざまな視点から住まいや住生活に関する研究活動に取り組んでいます。