業務効率化から生涯顧客化まで支える建設DXプラットフォームへ

業界をけん引する建設DXサービス「ANDPAD」

アバター画像  Presented by アンドパッド

アンドパッドのクラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」は、業界をけん引する建設DXツール。機能の拡充などによって、業務効率化から生涯顧客化までを支える建設DXプラットフォームとしての役割を担うまでになっている。また、現場DXから経営DXへとステップを進めるためのサービスも充実させている。

※『建設業マネジメントクラウドサービス市場の動向とベンダシェア(ミックITリポート2023年10月号)』(デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ)

2016年の提供開始以来、建設業界のDXをバックアップするサービスとして先駆者的な取り組みを進めてきた「ANDPAD」。利用社数は20万社、ユーザーは51万人を超えており、名実ともに建設業界シェアNo.1を誇るクラウド型建設プロジェクト管理サービスである。

導入後のアフターサービスや定着までのバックアップ体制などでも高い評価を得ており、ツール導入を契機として業務改革をあらゆる面からバックアップしている。

絶えずシステムのバージョンアップや更新、機能強化なども行っており、日々進化を遂げている点も「ANDPAD」の大きな特徴のひとつである。

建設業界のあらゆる“現場”のDXを支援

「ANDPAD」には、大きく「ANDPAD 施工管理」、「ANDPAD 受発注」、「ANDPAD 引合粗利管理」という3つのプロダクトがある。

「ANDPAD施工管理」は、クラウド上で現場管理に関する様々な情報を蓄積・整理し、協力会社も含めて情報を一元的に共有していくためのもの。チャット形式でのコミュニケーションも行うことができる。

「ANDPAD受発注」は、受発注業務をデジタル化するためのツールであり、見積、受注、請負、納品、請求などの取引データをクラウド上で共有しながら、協力会社と共有できる。タイムスタンプや電子署名といった機能を備えており、改正電子帳簿保存法・インボイス制度にも対応可能だ。

営業・売上・予算・入金・アフターのデータを1ヶ所に集約し管理できるのが「ANDPAD引合粗利管理」。あらゆる経営に関係するデータを可視化し、経営改善のための分析を容易にする。

その他にも「ANDPAD 遠隔臨場」では、ピクトグラムが提供するWebカメラなどを用いた遠隔臨場サービス「コネクトカメラ」と「ANDPAD」を連携させることで、建設現場に行くことなく、遠隔地から現場管理を行えるようになる。

それ以外にも多様なプロダクトを用意しており、現場管理や受発注業務、さらには引合・粗利管理など、建設業界の様々な“現場”のDXを図り、業務効率化や業務改革に支援している。

ANDPAD Analyticsで本格的な経営DXを

現場DXから経営DXへと導くサービスとして、新たに追加した機能が「ANDPAD Analytics」。

「ANDPAD」を契約している住宅会社であれば無料で使用できるもので、BIツールのような役割を果たす。
これまでも「ANDPAD引合粗利管理」などを活用して、BIツールのような使い方を行うことはできていたが、より本格的に蓄積したデータを用いて経営DXへとつなげていくために、新たに「ANDPAD Analytics」の機能を追加している。

「ANDPAD」に蓄積されたデータを利用し、経営に役立つ様々な指標などを可視化することができる。

例えば、実際に受注している工事について、リフォームや新築といった工事種別の割合を簡単にグラフなどで確認できる。着工の推移や未着工事の数など、あらゆる情報を可視化できるため、適切な経営判断を迅速に行うことにつながる。

社員毎の個人情報などを抽出することができ、人材評価の材料などに使うことも可能だ。

「ANDPAD」では、先述してきたように現場DXによって業務効率化を推し進めてきたが、現場の情報が集約できる環境が整ってきた建設会社に対して、「ANDPAD Analytics」を活用しながら今後は経営DXに向けた支援なども行っていきたい考え。

ツールの提供だけでなく、より深くユーザーの業務内容や経営実態にまで踏み込み、過去の事例なども参考にしながら現場DX、さらには経営DXに向けた支援などを行う環境も整えているところだ。ツールの提供に留まることなく、経営DXを実現していくための多様なソリューションを提供していこうとしている。

一気通貫のデータ管理で経営DXを実現へと導く注目の機能

住宅工務店に特化した営業自動化システム。LINE・SMS・メール、ウェブ追跡、電話などのマルチチャネルでのコミュニケーションを実現し、自動追客でアポイントを獲得。営業担当者の作業効率を大幅に向上させる。


工務店と施主をつなぐ、コミュニケーションプラットフォーム。着工前から施工中・完工後の継続的な施主とのやりとりと、顧客データ管理を可能にする。


ANDPADに蓄積されたデータを案件や機能を横断してダッシュボード上に集約する機能。データの利活用で会社の状況を横断的に見渡し、経営DX実現へと導く。

MAツールとの連携で受注率・営業生産性の向上にも貢献

アンドパッドは、2024年4月に「Digima」を運営するコンベックスをグループ会社化している。

「Digima」は、住宅・不動産業界に特化した営業生産性向上のためのマーケティングオートメーション(MA)ツール。例えば、オンラインなどで集客した見込み顧客を受注につなげていくシナリオを構築していくことが可能になる。

この「Digima」と「ANDPAD」が連携することで、見込み状態から顧客のステータスなどの情報を1カ所に集約することが容易に行えるようになる。

例えば、顧客のステータスが失注になったという情報が「ANDPAD」に登録されると、その情報を受けて「Digima」で再アプローチに向けたシナリオを走らせるといったことが可能になるというわけだ。

工務店と施主をつなぐ
コミュニケーションプラットフォームも用意

工務店と施主をつなぐコミュニケーションプラットフォーム「ANDPADおうちノート」も用意している。これは、工務店と施主とのコミュニケーションの円滑化を図るためのプラットフォームになるもの。建築中の進捗を施主に共有することはもちろん、契約前の提案・打ち合わせや引き渡し後のアフター管理までを一元管理できる。

引き渡し後のコミュニケーションも行いやすくなるため、生涯顧客化によってメンテナンスやリフォーム受注、さらには紹介受注の拡大にも貢献する。

また、営業担当者と施主とのコミュニケーションの内容を可視化できるため、属人的な営業形態からの脱却を図れるほか、経験が浅い社員の教育や指導などにも活用できる。さらに、担当者が施主への対応が難しい際に、他の社員が代わりに対応を行うといったことも行いやすくなる。

前出の「Digima」と「ANDPADおうちノート」によって、顧客とのファーストコンタクトから契約、打ち合わせ、着工、引渡し、アフターサービスまでの流れを「ANDPAD」で管理できるようになる。

現場DXから営業DXまでを支援し、そして業務効率化から生涯顧客化まで支える建設DXプラットフォームへ進化を遂げる「ANDPAD」。今後も建設業界のDXを推進する旗振り役としての役割を担うことになりそうだ。


INTERVIEW

現場DXから経営DX、
そして産業DXへ

アンドパッド 事業戦略本部 マーケティング部 マネージャー
長濱 純人 氏

当社では、DXには①現場DX、②経営DX、③産業DXという3つの段階があると考えています。「ANDPAD」は、クラウド型建設プロジェクト管理サービスとして、主には現場のDXをお手伝いしてきました。ANDPADユーザーが増え、それぞれの住宅会社様でデータが蓄積されてきたことを受けて、次のステップとして経営DXに注力しています。

そのために、新たに「ANDPAD Analytics」という機能を追加しました。いわゆるBIツールで、「ANDPAD」に蓄積されたデータを利活用しながら、経営判断に使える指標などを容易に可視化できるようになります。蓄積されたデータを別のソフトに抽出し、データを分析・可視化するといった作業が不要になりますので、データの利活用による経営DXを行いやすくなる環境が整います。

加えて、ユーザーの会社様とより深くお付き合いし、業務効率化や経営改善に向けたアドバイスを行うチームも活動しています。例えば、受注率が低下するなかで、インサイドセールスを導入したいという会社様にノウハウなどをお伝えするといった取り組みも進めているところです。

一方で、「Digima」との連携によって受注率の向上や営業生産性の向上に向けた支援も行えるようになりました。

多くの見込み顧客リストを保有していても、それを上手く活用できないといった悩みを抱えた住宅会社様も多いかと思います。この辺りの悩みを解消する上でも「ANDPAD」でお手伝いできることは増えています。
現場DXだけでなく、経営DXについてもお手伝いすることで、最終的には住宅・建設業界全体でDXが進み、産業DXへとつなげていき新しい業態へと変革していくことをバックアップしていきたいと考えています。

株式会社アンドパッド
03-6831-4551
https://andpad.jp/