現場の効率化から経営改善までカバーし働き方改革を総合的にサポート アンドパッド「ANDPAD」
建設分野を代表するDXツールに
アンドパッドのクラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」は、17万社を超える企業が利用する建設分野を代表するDXツール。
現場管理アプリとしてスタートした「ANDPAD」だが、今では「ANDPAD施工管理」、「ANDPAD受発注」、「ANDPAD引合粗利管理」といったツールを次々と開発し、今では現場の効率化から経営改善までカバーする総合的DXツールに進化している。
また、ANDPADの導入前に行う業務効率化に関する導入支援や導入後の運用支援などでも高い評価を得ている。さらには「ANDPAD AWARD DXカンパニー賞」として、DXによって業務改革に取り組む企業を表彰することで、住宅・建築業界におけるDXの推進にも貢献しようとしている。
※「クラウド型施工管理サービスの市場動向とベンダーシェア(ミックITリポート2021年10月号)」(デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ)
あらゆる業務のDXニーズに対応
「ANDPAD」は、大きく「ANDPAD施工管理」、「ANDPAD受発注」、「ANDPAD引合粗利管理」という3つの機能に分かれている。
「ANDPAD施工管理」は、クラウド上で現場管理に関する様々な情報を蓄積・整理していき、協力会社も含めて情報を一元的に共有していくためのツールだ。チャット形式でのコミュニケーションも行うことができる。
また、電子化された図面データ上に指示や撮影した写真を配置する「ANDPAD図面」という機能も備えている。検査における是正依頼を図面上に集約し整理することもできるので、一覧化した指示書の出力も時間をかけずに行える。
「ANDPAD受発注」は、受発注業務をデジタル化するためのツールであり、見積、受注、請負、納品、請求などの取引データをクラウド上で共有しながら、協力会社と共有できる。タイムスタンプや電子署名といった機能を備えており、改正電子帳簿保存法などへも容易に対応可能だ。
またインボイス対応も図っており、例えば請求書記載内容の確認作業の自動化機能を実装。この機能は、国税庁のデータベースと連携する形で協力会社の登録番号の正誤チェックを自動化するもの。また、インボイス制度開始後は登録された番号がANDPAD受発注で提供される適格請求書指定要件フォーマット機能に自動反映されるようになり、元請会社と協力会社、それぞれの業務負荷を大幅に削減する。
「ANDPAD引合粗利管理」は、営業・売上・予算・入金・アフターのデータを1ヶ所に集約するためのものだ。あらゆる経営に関係するデータを可視化し、経営改善のための分析を容易にする。まさに本格的なデータ経営へと導くツールである。
使用中の基幹システムとも連携
外部システムとの協働で機能拡張
導入ユーザーが使用している基幹システムなどと施工情報や受発注情報を連携できる「ANDPAD API連携」の提供も新たに開始した。
業務のデジタル化に向けて業務分野毎に異なるシステムを導入してしまった結果、同じ情報を複数回入力する手間が発生したり、入力漏れや誤入力による業務エラーなどが頻発したりといった事態に直面している企業も少なくない。また、既存基幹システムを更新できずに、新たな法制度などへの対応が遅れるケースもある。
「ANDPAD API連携」を利用すれば、例えば「ANDPAD 施工管理」や「ANDPAD 受発注」などを導入し、基幹システムと情報を共有することが可能になるため、二重入力問題などを解消できる。基幹システムを変えることなく、新たな法制度への対応を図りやすくすることも可能だ。
一方、同社では外部システムとの連携による機能拡張も推進している。例えば、9万社を超える建設元請会社・協力会社が利用する「建設サイト・シリーズ」を提供するMCデータプラスとの協業プロジェクトに着手している。その他にも、建築現場向け業務支援カメラサービス「コネクトカメラ」を運営するピクトグラムとのシステム連携を行い、遠隔臨場を通じた業務効率化の支援に乗り出すなど、様々な分野のシステムと連携を図りながら、さらなる機能拡張を進めている。
業務のデジタル化を進め、さらにその先のDXを具現化するために、アンドパッドでは他のシステムとの連携も図りながら、総合的なDXプラットホームへと進化を遂げようとしており、まさに建設分野を代表するDXツールとしての存在感を強めている。
広がる外部サービスとの連携
住宅性能評価センターをはじめとする大手3社の指定確認検査機関が提供する各電子申請システムと「ANDPAD」がデータ連携を行い、各指定確認検査機関で保有する建築確認、中間検査、完了検査、設計性能評価、建設性能評価の進捗状況が、「ANDPAD」上で複数現場を同時に確認できるようになった。これにより、建築確認・住宅性能評価の進捗管理における生産性の向上に繋がる。
日本住宅保証検査機構(JIO)が提供する「JIO Webシステム」とのシステム連携を行い、住宅瑕疵保険および検査に関わる業務効率化を促進。「ANDPAD」と「JIO Webシステム」間の案件・物件情報の連携を行うことにより、これまでそれぞれのシステムに手入力していた情報を共有可能に。ペーパーレス化、二重入力、検査忘れ防止などに貢献する。
「ANDPAD」とピクトグラムが提供する建築現場向け業務支援カメラサービス「コネクトカメラ」を連携。「コネクトカメラ」は、建設現場に設置し、午前・午後・1日のタイムラプスを再生できるクラウドカメラで、動画ではなく等間隔で撮影された写真をパラパラ漫画のように再生する技術を持つ。遠隔から現場状況を把握することで、現場業務のムダをなくし、生産性を向上させる。
この他、連携サービス多数ーー
【NEW】「ANDPAD API連携」提供開始
アンドパッドが開発・提供を行う「ANDPAD施工管理」「ANDPAD受発注」に関するAPI連携の提供を開始。API連携により、例えば顧客管理システムとANDPADで管理している施工情報をシームレスに繋ぎ、常に案件の最新情報を各企業が利用するシステムでも確認することができる。また、発注データ作成から請求データの取込までANDPAD受発注と連携できるため、手作業による発注データ作成の工数削減や、入力ミスの防止を実現する。
INTERVIEW
ノンコア業務をANDPADで効率化し
コア業務に集中する環境を創造する
アンドパッド 経営戦略本部 マーケティング部
長濱 純人 マネージャー
2023年10月からのインボイス制度、2024年4月からの時間外労働規制の導入など、住宅業界に関連する法制度の改正が次々と押し寄せようとしています。
当社としては、ANDPADを導入することで、ノンコア業務の部分はツールによって効率化し、コア業務の部分に集中していただく環境を創造することで、住宅会社様の働き方改革を支援していきたいと考えています。
そして、本来、現場監督の方々が行うべきコア業務に集中してもらい、業務効率化と業務品質の向上を両立していく―。それがANDPADの役割だと考えています。
当社ではANDPADを導入していただく前に、導入支援のための徹底的なヒアリングを行っています。100名以上の専門スタッフが導入企業様にお伺いし、コア業務とノンコア業務に業務を整理していき、ANDPADで効率化できる部分をお客様と一緒に検討していくようにしています。ツールを導入するだけでは抜本的な効率化は図れません。だからこそ導入前のヒアリングが重要だと考えています。
また、導入後の支援も充実しており、運用段階でのご相談にも万全の体制で対応しています。この点も他社にはないANDPADの特徴だと自負しています。
基幹システム等との連携が可能になり
二重入力問題などを解消
「ANDPAD API連携」の提供も開始しました。住宅会社様などが現在使用している基幹システムなどとANDPADをAPIで連携させようというものです。
「ANDPADを導入したいが、既存の基幹システムを使い慣れているので…」という住宅会社様も多いかと思いますが、この「ANDPAD API連携」を活用すれば自社開発の基幹システムであってもAPI連携を図れます。例えば、電子受発注に踏み切るために受発注の部分だけをANDPADで行い、それ以外の業務は従来通り既存の基幹システムを使い続けたいといった要望にもお応えできるようになりました。
複数のシステムを併用している場合は、データの二重入力が必要になり、かえって業務が煩雑化してしまうといった問題を解消できます。
また、古い基幹システムの場合、法制度への対応が難しいケースもありますが、ANDPADは絶えずバージョンアップや機能追加などを行える開発体制を整えています。法対応などに追いつけなくなった部分をANDPADに順次置き換えていくといった使い方も考えられます。
働き方改革を推進していくということは、業務改革を行い、新しい時代に対応できる業態へと変革していくチャンスです。当社としても全力で住宅会社様の働き方改革をお手伝いしていくつもりです。
「日本スタートアップ大賞2023」で国土交通大臣賞を受賞
アンドパッドは、経済産業省が主催する「日本スタートアップ大賞2023」において、国土交通大臣賞(国土交通スタートアップ賞)を受賞した。
業務時間削減・生産性向上等の実績、施工管理の効率化から経営改善までを支えるトータルパッケージとしてのサービス提供、誰もが簡単に操作できるUI、建設業界従事者向けの丁寧な教育といった「ANDPAD」の特徴が高く評価され、受賞に至った。
「日本スタートアップ大賞」は、次世代のロールモデルとなるような、インパクトのある新事業を創出した起業家やスタートアップを表彰し称える制度であり、同社以外にも日本を代表するスタートアップ企業が表彰されている。
株式会社アンドパッド
03-6831-4551
https://andpad.jp/
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