住宅会社の状況に柔軟に対応 万全の導入支援で96%の定着率

改正電帳法などへの対応をサポート システムサポート「建て役者」

[インタビュー]
システムサポート プロダクト事業本部 シーズクリエイティブ事業部 事業部長
大坪 健一 氏

当社が提供する「建て役者」は、建築業界向けの総合管理システムです。商談からアフターフォローまで、顧客に紐づく情報を集中管理するためのツールです。

お客さまの業務の変化や経営方針の変化などに柔軟に対応するカスタマイズ性を備えており、通常のパッケージ型のツールでは実現できないソリューションを提供しています。

また、石川県金沢市にある本社で自社開発を行っており、導入後は専門性の高い技術者集団による万全のアフターフォローを実施していることも特徴のひとつです。

こうした「建て役者」のカスタマイズ性やアフターフォロー体制が奏功し、96.1%という高い定着率を実現しており、業務のデジタル化やDXに取り組みたいが不安もあるという方々からも高い評価をいただいています。

より手軽に電子受発注に挑戦
想像以上の効果を発現

「建て役者」については、新たな法制度などの動向も睨みながら、随時機能追加を実施しています。そのひとつが電子受発注オプションです。電子帳簿保存法が改正されたことで、業務の電子化を行いやすい状況が訪れています。また、電子受発注を行う場合、取引関連資料を電子データで保存することが義務化されました。

「建て役者」の電子受発注オプションは、(公社)日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)の「電子取引ソフト法的要件認証」を取得しています。JIIMAの「電子取引ソフト法的要件認証」は、ソフトウェアやソフトウェアサービスが電子帳簿保存法第10条の要件を満たしているかをチェックし、要件を満足していると判断したものを認証する制度です。この制度の認証を取得しているツールを活用することで、コンプライアンスなどの問題をクリアしながら、より気軽に電子受発注にチャレンジできます。実際に電子受発注を導入したお客さまからは、「導入前は本当に上手く活用できるのか不安もあったが、想像以上の効果があり、びっくりしている」という感想をいただいています。

なお、今後は消費税のインボイス制度に対応するための機能や時間外労働の上限規制といった法制度へ対応するための機能も追加していく予定です。

全国の工務店のつながりを創出し
成功体験を共有していくために

当社では、「建て役者」を導入していただいた全国の工務店の方々と「ユーザー会」というものを運営しています。商圏などが競合しない全国の工務店の方々に集まってもらい、日々の業務の悩みや課題解決に向けた取り組みを共有してもらうためのものです。現在はコロナ禍の影響で集まることができませんが、ユーザーの方々がそれぞれの成功体験を共有する情報ハブとしての役割を担えればと考えています。

「建て役者」はあくまでもツールです。そのツールを上手に活用して、持続可能な経営を実践していただくことが、当社の本来の役割だと考えています。そのため、ツールの提供に留まることなく、導入後のサポートや情報共有などに関する活動にも注力しています。

株式会社システムサポート

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