住友林業、賃貸事業拡大へ
大阪の不動産会社にTOB
住友林業は、不動産賃貸事業などを行うLeTech(大阪府大阪市)に株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。TOBは2回に分けて行い、LeTech社の自己株式を除く全ての普通株式などを取得して完全子会社化を目指す。
LeTech社は、東証グロース市場に上場している大阪のディベロッパー。東京・大阪を中心に「LEGALAND」のブランドで賃貸・収益用マンションを開発し、土地仕入れから開発、賃貸リーシング、売却まで一貫体制の事業を展開している。
住友林業は、LeTech社の持つ土地調達・選別力と商品企画・開発から物件売却までの一貫体制が賃貸事業の強化に重要と判断。また、LeTech社も住友林業グループに加わることで、防火地域外や郊外での木造の開発が可能となり、事業エリアと規模の拡大が期待できることから買収に好意的な姿勢をみせている。
住友林業は中期経営計画「Mission TREEING 2030 Phase2」において2027年の国内住宅販売目標として1万300戸を掲げており、今回の買収を通じてこの達成を確実なものにしたい考えだ。

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