パワコンに強みOEM供給受ける企業も多数

田淵電機はその安全性と高い品質が国内外から高い評価を受け、パワコンの製造で高いシェアを誇る。国内では多くの企業にOEM供給を行っている。

その田淵電機が自社商品として開発し、改良を重ねながら、2015年から提案しているのが「蓄電ハイブリッドシステム EIBS(アイビス)」。EIBSはパワコンと蓄電池をセットにした住宅用の蓄電システムだ。

ハイブリッドパワコンや長寿命蓄電池を採用

EIBSでは、蓄電システムの導入による経済的メリットを最大化できる工夫を施している。例えば、太陽光発電パネルと蓄電池のパワコンをひとつにまとめた「ハイブリッドパワコン」を採用。太陽光発電パネルで発電した電力を、できるだけロスを抑えて蓄電池に貯められる。また、長寿命設計の蓄電池を備えることで、1日2回の充放電を可能とし、経済的メリットを最大化できるようにしている。蓄電池については、信頼性の高い国内メーカーの製品を採用することで品質を担保。1万2000回以上の充放電を繰り返しても約70%の容量を維持する。また、蓄電システムとして、標準で10年保証、有償で15年保証を用意している。

このほか、HEMSの「ECHONET Lite 規格」に対応、スマートハウス機器との連携も可能だ。

エネルギーロスを 最小限にする技術

1日2回の充放電で 蓄電池を無駄なく使う

安心・安全が 製品開発の根底に

 記者の目

田淵電機のEIBSの開発に対する姿勢には、できるだけ蓄電システムを“使い倒そう”という想いを感じる。もともと、接続箱と昇圧器を一体化した太陽光パワコンを基本としていたが、蓄電池のパワコンをも一体化し効率的な電力変換を行う設計思想にそれが表れている。加えて、今年4月には、「スマートモード」を搭載したが、今後も改良を重ね効率化に一層磨きをかけていくことが期待される。

太陽光発電の余剰電力買取制度の固定買取期間10年が満了する2019年問題やZEH普及により、自家消費ニーズの高まりが期待される。それだけに、蓄電システム導入の経済的メリットを最大化できるEIBSに対するニーズは高まりそうだ。

お問い合わせ

田淵電機

06-4807-3500(代表)  
http://www.zbr.co.jp/ 

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