Flange Port
バルコニーと一体化したカーポート 敷地対応力を高め、カースペースも有効活用
森田アルミ工業は、カーポートとバルコニーを一体化させた「Flange Port(フランジポート)」で、カーポートの上の空間を有効活用する提案を強化する。
同社は、アルミの加工技術を生かして、バルコニーなどのウォールエクステリアを中心に、オーダー製品の製造で豊富な実績を持つ。「大手メーカーが対応できないニッチな部分を補うことができる」(同社)ことが強みだ。
Flange Portの開発のきっかけも顧客からの「雨が漏らない独立バルコニーが欲しい」という要望だった。
顧客の中に、独立バルコニーの下を有効活用して車庫として使用する人がいたが、雨が漏るため使い勝手が良くなかった。それは当然で、独立バルコニーは屋根ではないため、雨が降れば、どうしても少量の雨水が下に漏ることになる。
とはいえ、バルコニーの下に屋根を設置すれば、見栄えが悪くなる。そこで、全体ですっきりと美しく見えるように建物に溶け込むようにデザインし直し、Flange Portを製品化した。H鋼型材を使用し、シャープなイメージを全面に打ち出している。
記者の目
愛車を守るアイテムとして必須のカーポート。ここにきてデザイン面はもとより、性能面、機能面においても著しく進化している。近年、頻発する豪雨や大型台風、さらに豪雪などの自然災害に備え、防災力を高めたものから、太陽光パネルの搭載により創エネ機能を付加するものまで、商品提案が活発化している。
中でも出色なのが、バルコニーとカーポートを一体化することで、洗濯スペース、家族だんらんのスペースなどとして住まい時間をより豊かにしようという提案を強化する森田アルミ工業だ。
この提案を実現するためには、カースペースに雨漏りさせないことが前提となるが、同社が培ってきた高いアルミ加工技術により、そのハードルもクリアしている。
コロナ禍で、長くなるおうち時間をより充実させたいというニーズにマッチする商品だ。
DATA
商品 | Flange Port |
価格 | お問い合わせください |
発売 | 森田アルミ工業株式会社 |