シャノンウインドSPG
真空断熱トリプルガラス採用の樹脂窓 Uw値0.52の断熱、T-2等級の遮音を実現
「シャノンウインドSPG」は、国内樹脂サッシ最高クラスの断熱性能を持つ樹脂サッシだ。Uw値は縦すべり出し窓(連窓)で0.52W/(㎡・K)、FIX窓で0.47W/(㎡・K)という非常に高い性能で、樹脂サッシ専業メーカーである同社のフラッグシップに位置付けられている。
この性能を実現した大きなポイントが、真空断熱ガラス「Glavenir(グラベニール)」(パナソニック製)と高透過Low-Eガラス「ESクリアスーパー」を組み合わせた真空断熱トリプルガラスを採用していること。Ug値0.29W/(㎡・K)と、単板ガラスの約20倍、複層ガラスの約10倍、クリプトンガス入りトリプルLow-Eガラスと比べても約2倍の断熱性能を持つ。
この高性能ガラスに加え、同社独自の技術開発で樹脂フレームの断熱性能をさらに向上させた。樹脂フレーム内部に熱伝導率の低い断熱材を充填し、センターシールによりキャビティ部(枠と障子部の中空部)を分断して空気の対流による伝熱を抑制した。
断熱性能だけでなく、気密性能A-4等級、水密性能W-4性能、耐風圧性能S-3等級、遮音性能T-2等級と高い性能を持つ。
記者の目
脱炭素社会の実現を目指す動きが急加速するなか、住宅の省エネ性能のさらなる向上が進もうとしている。省エネ基準の適合義務化でボトムアップが図られる一方で、高性能住宅を手掛けるトップランナーたちの、さらなる性能向上も進みそうだ。高性能住宅を手掛ける住宅事業者においてはHEAT20のG2に取り組む事業者も少なくない。今後、よりレベルの高いG3の家づくりも広がってこよう。
こうしたなかで窓の高断熱化は非常に重要なポイントになる。窓は壁、床、天井に比べて熱損失が大きいため、窓面積を大きく取ると外皮性能は低下することになる。高性能な樹脂サッシを提供し続けてきたてエクセルシャノンがフラッグシップと位置づけて発売したシャノンウインドSPG。新しい住宅のあり方が問われる時代に、その採用が広がる可能性は高い。
DATA
商品 | シャノンウインドSPG |
価格 | お問い合わせください |
発売 | 株式会社エクセルシャノン |