インサルパック NB‐PROシリーズ(ノンフロン)

ノンフロン化した2液タイプの現場発泡断熱材 フォームの安定性はそのまま断熱性向上

エービーシー商会は、2021年10月、性能と施工性を備えた2液タイプの現場発泡断熱材を一新し、ノンフロンタイプの「インサルパック NB-PROシリーズ(ノンフロン)」を発売した。

インサルパックの強みは、簡単に持ち運びができ、動力を使わず、さまざまな場所で施工できること。住宅・建築の高断熱・高気密化をサポートしてきた。1液タイプの発泡ウレタン断熱材「インサルパック」は、ボード系断熱材を採用した基礎断熱の、断熱材同士の継ぎ目、基礎と土台の間の隙間などを埋める際に使用されるほか、ボード系断熱材を使用した床断熱の、断熱材と根太の隙間、そのほか、床と柱の取り合い部の隙間などにも使用される。

しかし、2液タイプのインサルパックは、断熱性能を保つためのガスに代替フロンが使用されていた。同社では長期にわたり温暖化係数の低いノンフロン商品の開発に取り組んできた。2液ボンベタイプの新シリーズ「NB-PRO」の地球温暖化係数(GWP)は、従来品の1430に対し、1と大幅に低い。また同商品の発売をもって、硬質ウレタンフォーム「インサルパック」シリーズ全商品のノンフロン化を実現した。

  • 念願のノンフロンタイプ 使用期限も従来品と同等

  • 小回りが利き性能向上リフォームに最適

    記者の目

    RC造のオフィスビルや新築マンションなどで普及する現場発泡断熱材は、2トントラックに、専用の機材を搭載し、長い専用のホースで現場に対応し、吹き付け施工する。新築には適しているが、リフォームには再度、トラックを手配するなど、準備が大がかりになるため適していない。一方、そうしたリフォームに適しているのが、小回りが利く、2液タイプの現場発泡断熱材だ。しかし、一定の需要はあるものの、ノンフロン化への要求が強まる中で、普及拡大にブレーキがかかる状況が続いていた。そこに、今回、待望となるノンフロンタイプの「インサルパック NB‐PROシリーズ(ノンフロン)」が登場した。ノンフロン化を実現した安心安全な断熱材として、既存住宅の断熱改修に一石を投じる新商品になりそうだ。

    DATA

    商品 インサルパック NB‐PROシリーズ(ノンフロン)
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    発売 株式会社エービーシー商会