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抜群の施工性を発揮するスレート形状の金属屋根材「SELiOS ROOF」

金属屋根材は、軽量であることに加え鋼板の耐久性も飛躍的に向上していることから、新築・リフォームそれぞれの市場で存在感を高めている。

一方、金属屋根材の施工を担う専門技能を有する板金職人は、高齢化などで年々減少し、この30年で半減しているという。将来的に、金属屋根材を採用したいニーズはあっても、職人を確保できず施工できない状況が生まれる懸念も高まっている。こうした状況に対応するため、日鉄日新製鋼グループが開発したのが「SELiOS ROOF®(セリオスルーフ)」だ。

重量を平形屋根スレートの3分の1に軽量化、強度を高めることで自動釘打ち機で施工できるようにした。結果、施工性を高めることで、スレート屋根と比べて施工スピードの2割アップを実現している。

一般的なスレート屋根材の厚みや長さ、幅と同じであり、既存のスレート屋根材と同じように施工が可能だ。

優れた強度で自動釘打ち機での施工も
不燃材料認定も取得 準耐火建築で採用しやすい

記者の目

少子高齢化で今後ますます職人不足が深刻化する公算が高く、金属屋根の採用ニーズに対応しきれない懸念がある。そうした中で、新たな労働力として、特に女性と外国人労働者に対する期待が高まっている。
セリオスルーフなら、平形屋根スレートの3分の1という重さであるため女性でも荷揚げ作業がしやすい。また、自動釘打ち機で施工できるため特別な技能を持たない外国人労働者などでも容易に施工が可能だ。さらに、結果として施工スピードのアップも期待できる。職人不足時代の中、女性や外国人労働者でも負担感なくスピーディーに施工できる新たな金属屋根材としてセリオスルーフへの注目度が今後一層高まりそうだ。

DATA

商品

SELiOS ROOF

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会社名

日鉄日新製鋼建材株式会社

ホームページ

http://www.ac.nisshin.nipponsteel.com/