DIT制震筋かい金物

業界初の制震機能つき筋かい金物 施工やコストで大きなメリット


「DIT制震筋かい金物」は、筋かい金物に高減衰ゴムをつけ制震機能を持たせた商品。シンプルな構造とすることで、設置ヵ所や施工、コストの課題をクリアする。

第一工業大学と横浜国立大学が共同開発したもので、国土交通大臣の指定性能評価機関による壁倍率2倍用筋かい金物として評定を取得している。ベースの金属を二重構造とし、上下6カ所にブリッジを設けた構造。地震が生じると地震の揺れで引っ張られた筋かいがブリッジ部の変形によって粘り強く引き止められ、筋かいの損傷が抑えられる。加えて、二重鋼板の内部に充填した高減衰ゴムが地震エネルギーを効率的に吸収し、筋かいの損傷を抑える制震機構の役割を果たす。最大で建物の揺れを約75%軽減する。

施工性が高いことも大きな特徴で、一般的な筋かい金物と同様にビスどめだけで施工が完了する。設置の制約がないため設計方法を変える必要がなく、構造材に特殊な加工を施す必要もない。さらに本体に加え、柱側と筋かい側のビスのみという少ない部品で施工できる。

  • 揺れ幅を最大約75%低減、耐久性は60年

  • 内使い用と外使い用を用意している

  • 試験施設:神戸大学 入力波:JMA KobeNS(821gal) ※阪神淡路大震災の地震を再現

    ■記者の目

    大きな地震災害が相次ぐなか、構造躯体の損傷を抑える制震装置の開発や導入が進んでいる。制震装置は、特殊な施工が必要、設置カ所の検討が手間、コストが高いことなど課題があるのも事実。DIT制震筋かい金物はシンプルな構造にすることでこれらの課題をクリアした。目指したのは、木造住宅への“制震の標準化”である。住宅のさらなる安全性が求められるなか、DIT制震筋かい金物が制震装置の普及に果たす役割は大きいものがあろう。

    商品名 DIT制震筋かい金物
    価格 お問い合わせください
    発売 BXカネシン株式会社

    • コメント
    • facebookコメント

    この製品を含む記事