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【朝日ウッドテック】無垢材と複合フローリングの 良さを融合した床材「Live Natural Premium」

無垢材の素材感と寸法安定性を両立

自然派志向の高まりを受けて、無垢材を用いたフローリングのニーズが高まっている。しかし、高温多湿な日本で無垢材のフローリングを用いる場合、施工後の寸法安定性を確保することが難しい。一方、合板などの基材に表面化粧材である突板を貼った複合フローリングであれば寸法安定性などには優れているが、無垢材のような風合いや肌触りなどの素材感を表現することが難しい。朝日ウッドテックのLive Natural Premium(ライブナチュラルプレミアム)は、無垢材と複合フローリングの良さを融合した床材。

2mm厚の挽き板を表面化粧材に

朝日ウッドテックでは、突板に徹底的にこだわった複合フローリング ライブナチュラルシリーズを販売しており、月間10万坪を超える販売実績を誇る。ライブナチュラルプレミアムは、表面化粧材に2mmの挽き板を利用した商品だ。ライブナチュラルシリーズの突板の厚さは0.3mm。2mmの挽き板を表面化粧材に利用することで、無垢フローリングと遜色ない素材感を表現することに成功している。

6層のオリジナル基材で寸法安定性を確保

2mmの挽き板に表面化粧材を変更することで、挽き板が施工後に収縮することで寸法安定性を損なう懸念がある。基材の合板を5層から6層に変更にすることでこの問題を解決。6層に変更することで基材の強度が増し、挽き板の収縮に追従することなく、施工当初の寸法を維持することができる。フロア材全体の厚さは複合フローリングと同じ12mmであり、施工手間などが増える心配もない。

無垢材挽き板化粧材フロアという新領域を開拓上質感を演出する意匠性、世界的デザイナーが手掛けた商品も
ミラノサローネでの展示の様子

記者の目

朝日ウッドテックのライブナチュラルシリーズは、フローリング市場で非常に強い存在感を示す商品。銘木商をルーツにもつ同社ならではの材料を見極め、素材の良さを最大限に引き出すノウハウによって、複合フローリングを大きく進化させたと言っても過言ではないだろう。ライブナチュラルプレミアムは、そのライブナチュラルを進化させ、無垢材と変わらない自然の風合を表現したものだ。なおかつ複合フローリングの良さも併せ持つ。さらに、デザイナーの佐藤オオキ氏とのコラボレーションによって、新たな試みにも挑戦している。圧倒的なモノづくりへのこだわりと、形に出来ない感性に訴える価値の創造。その姿勢は、床材に限らず、全ての建材に新しい風を吹き込みそうだ。

DATA

商品

Live Natural Premium(ライブナチュラルプレミアム)

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会社名

朝日ウッドテック株式会社

ホームページ

http://www.woodtec.co.jp/