GA technologies(東京都渋谷区・代表取締役社長:樋口龍氏)は不動産投資のスマートフォンアプリ「Renosy[リノシー](投資版)」にAIを活用した新機能を追加した。簡単な質問に答えるだけでAIが自動でおすすめの不動産投資物件を教えてくれる。

GA technologiesは不動産投資のスマートフォンアプリ「Renosy[リノシー](投資版)」をバージョンアップしAIを活用した新機能を追加した。

同社は今年3月から「Renosy(投資版)」の提供を行ってきた。不動産投資に精通したコンシェルジュがアプリのチャット機能を通じて、不動産投資検討者の相談に応えるというサービスだ。不動産投資に興味を持っていても、不動産会社に足を運ぶことに抵抗感を持っている人も多い。このため、GA technologiesは「Renosy(投資版)」で、スマートフォンのチャット機能を通じて気軽に相談できるようにし、不動産投資市場を拡大させていこうとしている。特に、若い世代では将来の金銭的不安から不動産投資に興味を持つ人が増えており、20〜30代の不動産投資市場を開拓していきたい考えだ。

そこで、今回さらに使いやすくするためバージョンアップを行った。先述したように、これまではコンシェルジュがチャットで個別に応対していたが、今回、AIが応対する「ロボアドバイザー(ロボアド)機能」を追加した。年収や家族構成、リスク許容度など、ユーザーが簡単な質問に答えると、AIがユーザーごとに適した不動産投資プランをアプリ上で提案する。データに基づいた客観的な情報提供と営業コストの削減を実現した。樋口龍社長は「日本ではまだ不動産投資に対する不安があり、身近だとは言えない状況。AIで不動産投資をもっと身近にしていきたい」と語る。

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不動産投資のスマートフォンアプリ「Renosy(投資版)」では、簡単な質問に答えるだけでAIが自動でおすすめの不動産投資物件を教えてくれる

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「ITで不動産投資分野の市場拡大を図りたい」と語る樋口龍社長(中)、AI戦略室長・小林賢一郎氏(右)、AI戦略室ゼネラルマネジャー・橋本武彦氏(左)

従来のようにコンシェルジュに相談することも可能で、新たにコンシェルジュを選べるようにもした。コンシェルジュの実績や、得意分野などから選択できる。

今回、物件情報の見やすさも向上させた。例えば、写真の点数を一般的な不動産投資情報サイトよりも多くした。また、AIやコンシェルジュがおすすめした物件については、すすめた理由を個人の状況に合わせて詳細に記述するようにしている。

スマホでの不動産投資サービスのワンストップ提供へ

GA technologiesは今後もアプリの機能の向上を図っていく。「不動産投資に関するサービスをワンストップで提供し、不動産投資ならこのアプリ以外は考えられないというようにしていきたい」(同)としている。

例えば、VR技術を使うことで現地に行かなくてもスマートフォン上で内覧ができる機能や、売却依頼、オンラインローン審査などができる機能もアプリに実装していくことを検討している。