ライフスタイルが多様化し、消費者が住宅に求めるニーズも少しずつ変化している。「理想の暮らし」や「自分らしさ」を求める若年層の消費者に対して、機能や性能だけではない新たな価値の提供が住宅事業者には求められている。

そのなかで、最近アパレル企業とのコラボレーションなどによる住宅の供給が相次いでいる。感性に働きかける価値を提供しつづけているのがアパレル企業。このアパレルとのコラボによってスペックだけではない新たな価値を提供していきたい考えだ。

そこで、住宅事業者とアパレル企業とのコラボによって供給されている住宅の最新動向を探っていく。

かつてのモノ不足時代、モノを持つことが喜びであり、ステータスだった。しかしいまや、モノが溢れている時代、現在の若者は、モノを持つこと自体にそれほど喜びを感じない。これが若年層がモノをあまり買わなくなった一因といわれている。一方で、現代の若者は「体験や経験」「理想の自分の実現」などには価値を認め、お金を使う傾向がある。つまり、「モノ」ではなく「コト」を買っている。

この流れは住宅業界も同様で、これから家を持とうとする若年層は住宅の高い機能や性能だけでなく、「なんかいい」「かっこいい」といった自分の物差しに合う感覚で住宅を購入する。そんな「なんかいい」といった感覚を提供するのに長けている企業がアパレルだ。住宅事業者はアパレル企業とのコラボによって、機能や性能だけではない新たな価値の提供を狙っている。

カウカモとアングリッドが共同プロデュースしたリノベ物件

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