2018.3.15

LIXIL、インテリア建材シリーズを統合

より多様化するニーズに応える

LIXILは、これまで提供していたインテリア建材シリーズを統合した「Lasissa(ラシッサ)」を新たに発売すると発表した。自由に組み合わせが出来る仕様にするとともに、豊富なバリエーションを揃えることで多様化するニーズに応え、売上げを伸ばしていきたい考え。

LIXILは、インテリア建材の販売から今年で30周年を迎えるにあたり、これまで提供してきたインテリア建材シリーズを統合した新商品「Lasissa」を発売すると発表した。

同社は1988年にインテリア建材の販売を開始してからバリエーションの拡充や、トレンドのデザインを取り入れた空間を提案するなど、多様化するニーズに応えるためにあらゆる商品を提供してきた。昨年もヴィンテージの中にモダンな風合いを取り入れた個性的な商品「VINTIA(ヴィンティア)」を発売して話題となったが、拡充し続けてきた商品ラインナップを上回るほどにユーザーニーズの多様化は進んでいるという。

実際に同社が行った調査では、現状の商品のみでは顧客が希望する組み合わせの約60%に応えられていないということがわかっている。同社リビングシステム事業本部インテリア事業部長の古島照生氏は、「ニーズに合わせて多様な商品を提供してきたが、それでもユーザーの中にはデザインはAが好きだがカラーはBが良いといった要望が存在する。そういった声に応えたい」と話す。


この記事は会員限定記事です。
無料会員になると続きをお読みいただけます。

アカウントをお持ちの方

ご登録いただいた文字列と異なったパスワードが連続で入力された場合、一定時間ログインやご登録の操作ができなくなります。時間をおいて再度お試しください。