2017.6.23

(一社)木創研 パッシブ型ZEHの6棟目が完成

新たな部資材の開発にも注力

(一社)木創研は、2015年6月の設立以来、低コストのパッシブ型ZEHの普及を推し進めている。今年4月には、6番目の事例となる「広窓パッシブ型ゼロエネルギーハウス」を千葉県柏市に完成させた。超高断熱性能をもつ木製クワトロサッシや、耐力格子壁などを導入した。

(一社)木創研の推進するパッシブ型ゼロエネルギーハウスとは、自然素材や自然エネルギーを活用しながら低コストで建てるZEH。高断熱性能の木製クワトロサッシを使用することで、コストをおさえながら外皮全体の性能を高めることができる。

木製クワトロサッシは、木製サッシメーカーのキマドと中村勉総合計画事務所が共同開発した4重ガラスの木製サッシ。Low-E膜を張り、ガラスそれぞれの中空層にクリプトンガスを注入したタイプは熱貫流率0.51という性能を誇る。ペアガラスをはめこんだ2枚の障子を一体化し、連動して開閉させる仕組みになっている。

省エネに貢献する建材・設備や自然素材の建材を採用

今年の4月には「木創研広窓パッシブ型ゼロエネルギーハウス」の6棟目が千葉県柏市に完成した。


この記事は会員限定記事です。
無料会員になると続きをお読みいただけます。

アカウントをお持ちの方

ご登録いただいた文字列と異なったパスワードが連続で入力された場合、一定時間ログインやご登録の操作ができなくなります。時間をおいて再度お試しください。