積水化学工業 工場生産化率の極大化へ
工場のリニューアルを推進
ユニット住宅の特長である工場生産化率のいっそうの向上に力を注いでいる。2015年に工場をリニューアルした近畿事業所では、生産集約と自動化を図り、建築現場での大工工事の一部を工場に取り込んだ。工場生産化率を高め、建築現場における大工不足に対応する狙いだ。
積水化学工業では2014年度から全国の住宅生産工場の「魅力化推進計画」を展開し、170億円規模の投資を行い全国8カ所の工場のリニューアルを進めてきた。なかでも近畿地区全域に鉄骨系ユニット住宅「セキスイハイム」を供給しているのがセキスイハイム工業 近畿事業所(奈良県奈良市)だ。1971年に生産を開始し、これまで14万棟(170万ユニット)を生産してきた。
2014年に工場のリニューアルに着手。15億円を投じてリニューアル工事を行い、2015年10月に完了した。年間約1万9000ユニット(2016年度実績)を生産し、これは住宅約1500棟分にあたる。1日約75ユニットの生産能力を持ち、5分に1ユニットを生産している。
自動化や現場工事の工場への取り込みを推進
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