積水ハウス「フレキシブルβシステム」
RC造より約5カ月の工期短縮 3・4階建構法がさらに進化
3・4階建の新構法「フレキシブルβシステム」を開発。高強度柱と高強度梁の採用により、設計の自由度と空間提案力が向上し、大開口・大空間も実現しやすい。病院や保育所、ホテルといった非住宅にも適しており、多用途の建築ニーズに応える構法として、積極的に提案していく。
都市部の多様な建築ニーズに対応する3・4階建新構法「フレキシブルβシステム」を開発、導入を始めた。
積水ハウスでは、1997年に世界初の重量鉄骨梁勝ちラーメン構造のβシステム構法を開発し、3.4階建の戸建住宅や賃貸住宅などに採用してきた。柱の位置を自由に移動でき、各階の間取りや窓の位置などの自由度が高いのが特長だ。短工期、高品質を実現する工業化住宅の強みも活かし、中高層住宅市場を開拓してきた。
ただ、最近では都市部を中心に多世帯住宅や店舗・事務所併用住宅などの建設が増えており、βシステムの活用も多様化している。ホテルや保育所、災害公営住宅などでもβシステムが使われるようになってきた。そこで、従来のβシステムを進化させた新構法「フレキシブルβシステム」を開発。中高層住宅市場に投入する。新構法を採用した戸建住宅「BIENA(ビエナ)」、賃貸住宅「BEREO(ベレオ)」、多用途併用住宅「BEREO PLUS(ベレオプラス)」も発売し、多様化する建築ニーズへの提案力、競争力を強化する。
「他社からは7、8階建といった高層も可能な構法も提案されているが、中高層住宅のボリュームゾーンは3・4階建。フレキシブルβシステムの投入でボリュームゾーンでのシェアをさらに高めていきたい」(常務執行役員 三浦敏治技術本部長兼開発部長)としている。
リンク先は各社のサイトです。内容・URLは掲載時のものであり、変更されている場合があります。
-
BXカネシン、「EQ GUARDマニュアル」に耐震改修で役立つ情報を追加
2024.04.25
-
ニチハ、モエン透湿防水シートⅢ リニューアル発売
2024.04.25
-
三協立山・三協アルミ社、玄関ドア「ファノーバ2」発売 住まいを守るレジリエンス機能と上質な心地良さを兼ね備えた玄関ドアにモデルチェンジ
2024.04.25
-
サンゲツ、抗ウイルス機能を持つ「ライトフレッシュ壁紙」を発売 TOTOのハイドロテクト技術を活用し、より快適な室内空間へ
2024.04.25
-
サンゲツ、壁紙見本帳「2024-2027 リフォームアップ™」を5/23に発刊
2024.04.25
内容・URLは掲載時のものであり、変更されている場合があります。
-
エフ・ディー・シー WEB来場予約を増やすオンラインセミナーを開催
2024.04.23
-
これからの高性能断熱リフォーム 極力壊さないリノベーションとは
2024.04.22
-
トルネックス 全館空調をテーマに、坂本名誉教授と松尾氏のトークセッションを開催
2024.04.16