大和ハウス工業、賃貸住宅事業で 売上高1兆円突破目指す
関連市場、新市場を開拓し、事業領域を拡大
大和ハウス工業が賃貸住宅事業の事業領域の拡大を図っている。人口・世帯数の減少が見込まれるなか、他社にない付加価値などを加えた商品を投入。店舗・住居が併用する賃貸住宅、シェアハウスといった関連市場、高齢者向け住宅やサービスアパートメント、 アパートメントホテル といった新たな市場の開拓も進める。賃貸住宅を核に事業領域を広げ、2017年度は1兆320億円の売上高を目指す。
2016年の新設住宅着工戸数は96万7237戸で前年から6.4%の増加となった。住宅市場の好調さを牽引したのが賃貸住宅だ。貸家は前年比10.5%増となる41万8543戸にのぼった。相続税対策として都市部の土地オーナーの間で賃貸住宅のニーズが高まったことに加え、低金利が継続したこともあり、着工が増えた。
しかし、今後は人口・世帯数の減少から新築住宅市場は縮小が見込まれる。野村総合研究所では2030年度には新設住宅着工戸数は約55万戸まで減少すると予測。貸家についても約25万戸まで減る見通しだ。
その一方で、賃貸住宅のストックは年々積み上がっている。総務省の住宅・土地統計調査(2013年)によると、賃貸住宅のストック数は1845万戸。このうち1457万戸が民間によって建設された賃貸住宅だ。そのため、空室率の上昇が懸念されており、2017年は需要にストップが掛かるという見方もある。
リンク先は各社のサイトです。内容・URLは掲載時のものであり、変更されている場合があります。
-
BXカネシン、「EQ GUARDマニュアル」に耐震改修で役立つ情報を追加
2024.04.25
-
ニチハ、モエン透湿防水シートⅢ リニューアル発売
2024.04.25
-
三協立山・三協アルミ社、玄関ドア「ファノーバ2」発売 住まいを守るレジリエンス機能と上質な心地良さを兼ね備えた玄関ドアにモデルチェンジ
2024.04.25
-
サンゲツ、抗ウイルス機能を持つ「ライトフレッシュ壁紙」を発売 TOTOのハイドロテクト技術を活用し、より快適な室内空間へ
2024.04.25
-
サンゲツ、壁紙見本帳「2024-2027 リフォームアップ™」を5/23に発刊
2024.04.25
内容・URLは掲載時のものであり、変更されている場合があります。
-
エフ・ディー・シー WEB来場予約を増やすオンラインセミナーを開催
2024.04.23
-
これからの高性能断熱リフォーム 極力壊さないリノベーションとは
2024.04.22
-
トルネックス 全館空調をテーマに、坂本名誉教授と松尾氏のトークセッションを開催
2024.04.16