三菱地所ホームはオリジナル全館空調システム「エアロテック」に、従来より延床面積の小さい住宅を対象とした新バージョンを追加した。同システムを採用した企画型住宅も開発し、一次消費者への提案を強化。消費税の増税に伴う需要拡大と反動減に対応する。

延床面積の小規模住宅にも対応

三菱地所ホームはオリジナル全館空調システム「エアロテック」で、従来より延床面積の小さい住宅を対象とした「エアロテックFit(エアロテック フィット)」を開発、提案を開始した。

従来の「エアロテック」は、延床面積215㎡(約65坪)までの中・大規模な住宅を対象とするシステムだったが、「エアロテックFit」では延床面積115㎡(約35坪)以下の小規模な住宅を対象に開発。従来よりも最大出力能力を抑え、室外機を2台から1台にしたことで、1割ほどコストダウンを図った。販売価格は約107㎡(約32.5坪)のモデルプランの新築住宅に導入した場合、150万円。

「2019年10月の消費税増税が発表された。増税前の住宅需要拡大と増税後の反動減が予想される。これに対し、何らかのアクションを起こそうということも、今回の新商品の提案につながっている」(加藤博文社長)。

このため、2019年3月までの特別キャンペーン商品として「エアロテックFit」を採用した企画型住宅「SMART ORDER Fit SELECTION(スマートオーダー フィット セレクション)」の販売も開始した。

消費者は、敷地形状に合わせて大小20パターンのスケルトンを選択、そのうえで、設備や間取りの配置を自分好みに作りあげることができる。販売価格は24.4坪の場合で1430万円から。販売目標は30棟としている。

三菱地所ホームはオリジナル全館空調システム「エアロテック」で、従来より小規模な住宅を対象とした「エアロテックFit」の提案を開始

「エアロテックFit」を採用した企画型住宅「SMART ORDER Fit SELECTION
(スマートオーダー フィット セレクション)」も販売

戸建分譲、賃貸、マンションへも展開
外販含めて年間200台の受注目指す

今後、三菱地所ホームでは、「エアロテックFit」を「SMART ORDER Fit SELECTION」だけでなく、様々な住宅へ導入していく考えだ。

例えば、分譲住宅や木造戸建賃貸住宅、マンションに展開していく。分譲住宅ではすでに三菱地所レジデンスが千葉市美浜区稲毛海岸で来年分譲を予定している「ザ・パークハウス ステージ」で採用が決定しており、三菱地所グループの住宅事業全体への展開を進めていく。

さらに、加藤社長は「他社への外販も検討している」とし、年間200台の受注を目標に広く提案していきたい考えだ。

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