北海道胆振東部地震で地盤調査緊急報告会 札幌市清田区で液状化被害
谷や沢の埋立地に被害が集中
地盤工学の専門家などで構成される地盤工学会は、北海道胆振東部地震が発生したことを受けて、調査団を派遣し現地調査を実施した。北海道札幌市清田区では、谷や沢を埋土した宅地造成地で大規模な液状化が発生。「過去の地震における液状化被害の発生箇所と一致している箇所が多い」として注意喚起を促した。
9月6日、北海道で初めて震度7を観測した北海道胆振東部地震が発生した。内閣府災害対策本部がまとめた9月18日時点の被害状況によると、人的被害は死者が41人、重傷が8人、軽傷が671人。住宅被害は全壊が139棟、半壊が242棟、一部損壊が1773棟などとなっている。今回の北海道胆振東部地震では、札幌市清田区を中心に液状化被害、また、厚真町を中心に大規模な土砂災害が発生するなど地盤被害が拡大した。こうした地盤被害を受けて、地盤工学会は産学のメンバーで構成する調査団を発足し現地調査を実施。9月12日、都内で緊急報告会を開催した。
過去の液状化被害箇所ともほぼ一致
北海道大学の石川達也教授は、清田区の液状化被害の状況を報告した。清田区では、里塚、美しが丘、清田団地といったエリアで液状化被害が拡大したが、共通する特徴として、「谷、沢を埋め立てて宅地造成した場所に液状化被害が集中している」と説明した。
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