2018.6.22

ハウジング・トリビューン Vol.559(2018年12号)

CLTの現在地 更なる普及へ向け立ちはだかる壁は?

建築基準法上でCLTを用いた建築物の一般設計法を定めた2016年の告示制定から2年以上が経つ。

この2年の間に、全国でCLT製造工場が増え、CLT関連告示の改正や、接合金物の開発、さらにCLT活用に対する補助制度の拡充など、CLTをより使いやすくする環境整備が進んだ。
また、実際に住宅、非住宅分野でCLTを採用する動きも着実に広がっている。

CLT建築の事例などから、CLTの採用により構造設計、意匠設計上どのようなメリットを得られるのかを明らかにするとともに、更なる普及拡大に向けてどのような課題があるのかCLTの現在地を浮き彫りにする。

目次

HTʼS EYES

住まいと自動車の関係
人生100年時代の切り札

CLTの現在地
更なる普及へ向け立ちはだかる壁は?

TOPICS&NEWS

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Channeling Data

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